第10回花倶楽部写真展盛況のうちに終了しました。
6月の梅雨時期で足下の悪い天候にも関わらず大勢の皆様にご来場くださいましてありがとうございました。会場にお出でになれなかった方のために写真展に展示した作品をアップします。ごゆっくりご鑑賞下さい。
2013年5月定例会
それぞれの撮影場所でそれぞれの考え方でバエティーのある作品が集まりました。花の撮り方の基本は花倶楽部を通じて学んでいただき個性ある作品を撮ってもらえるのがこの花倶楽部です。
・・・今月の一品・・・
- カメラ機能の多重露出だそうです。多重露出は何と何を重ねるかをイメージするのですが、この作品は無機質の水面を背景にカラフルなチューリップを配したためにチューリップが浮かび上がってきました。印象派の絵画を見ている様です。大変美しい作品で成功した例です。
- 淡いセピアのトーンの背景にコデマリのひと枝を配し日本画調のステキな作品です。しかし、広く撮りすぎたために主役が小さくなってしまいました。右下の花一つをカットするくらいでよくなります。
- 咲き出した若いドクダミをやさしい背景で撮っています。少々花が若いためまだ花が咲いていません。あと一日すると花が咲きます。その時がタイミングです。また、右の葉の先端が画面のフチギリギリです。もう少し引いて撮ります。
- 群生しているネモフィラの中から大小形良く並んでいる花を見つけて90ミリマクロの絞り開放で背景をやさしくボカしています。明るい花なので少々ハイキー調に明るく仕上げました。
- ふたつ仲良く並んでいるかわいいニリンソウです。撮影位置が高いため背景に地面写ってしまい見苦しい背景になってしまいました。また、画面下が広く入っているのですが、生え際のところでカットして、その分上を広くとります。
- サクラのほぼ満開ですがまだツボミが残っていてピンク色が可愛いです。ホワイトバランスを間違えたため花がグリーン色になってしまいました。また、花の右が大きく空いています。花を中央に大きくカットします。
- 広大な広場に咲くカラーパターンのシバサクラは良く見かけまずが、自然のままの放置された花なのでしょうか細かいカラフルなパターンを真横から撮ってさらに細かく色の出入りを表現しています。キレイなカラーパレットです。
- セイヨウオキナグサをいいタイミングで撮っています。形、背景ともにいいです。上の空きが少々多いかな上をカットしてその分下に振ります。キレイな花をみつけました。

