2014年7月定例会
この猛暑の中の例会お疲れさまでした。さすがに出席は少なく寂しい例会でした。たっぷりと時間があるため写真展のDVDのスライドショーを鑑賞しました。
来年の写真展のテーマは「花模様PartII」花を花ではなくアートとして表現します。
<今月の一品>
- ガクアジサイをバランス良くまとめています。背景のグリーンのボケが効いています。葉の扱いも効果的でとてもいい雰囲気が出ています。
- ニッコウキスゲのアップです。シベのカッコいい形を撮っています。この場合真横から撮った方がシベの形をもっと良く表現することが出来ます。
- 雨上がりのハスです。ハスは葉を入れるとハスらしい風情が出ます。ハスがバランスよく配置されて水滴が光っています。ただ少々絞りすぎたために背景がはっきり写っています。この時は解放か5.6くらいで撮ると後ろがボケてくれます。
- 形の良いダリアの花芯をアップで撮っています。花びらの重なりがキレイです。光が曇天のため柔らかい光でキレイなグラデーションが出ています。
- 見事な花付きのタイツリソウです。背景に別のタイツリソウが効果的にボケています背景も下に緑、上は木々のボケでシンプルなグラデーションになっていてさわやかな写真になっています。
- ヌスビトハギだそうです。非常に面白い形のタネが特徴です。しかも花が咲いています。花とタネが同居しているのです。とても不思議な写真です。花にピントが合っているけれどタネがピンぼけです。両方にピントを合わせるのは無理なのかな?
- アガパンサスの咲き始めです。咲き始めは最初の二輪が咲くのに気づきました。ヤジロベエの様に格好良く咲いた姿を撮りました。アガパンサスは咲き始めに限ります。花が多く咲くとこのような写真になりません。
2014年6月定例会
写真展の大イベントも終わって一息ついてすぐの例会で少々慌ただしい毎日です。この梅雨のなか皆さんは結構撮りに出かけている様です。来年のテーマは「花模様パートI I」に決まりました。花を花でなく模様として捉える。カラフルな写真展になりそうです。さあ来年の写真展に向けてGo!
<今月の一品>
- 新潟十日町の棚田です。霧が出て太陽がぼんやりとしています。水田に写り込む太陽がキレイです。が、この場合空の割合を少なくして水田を大きく扱った方が印象が強くなります。
- ユリのシベを真正面から大胆に撮ってハッとする写真になっています。とてもダイナミックでいい作品です。来年の写真展のテーマにぴったりです。
- 形のいいハナミズキを良く見つけました。背景のボケの色もキレイです。リング状のハナミズキは可愛らしく写真になります。私も好んでこの状態のハナミズキを撮ります。
- いいアジサイを見つけました。ガクの咲き方もキレイで背景のボケも絶妙です。花のシベも咲き始めでいいタイミングです。しなやかな流れを感じます。
- いい花を見つけました。が、日差しがきつくコントラストが強くヒメサユリの優しいピンクが出ていません。また背景の倒れている花が手前の花と重なってしまいました。カメラを右に移動することで避けられます。
- いいアジサイです。色変りするまだ咲き始めのやさしい色のアジサイです。ただ花の上部が空きが無くキュウクツです。背景のボケ具合がキレイです。
- この部分だけを見ると何か別の花に見えますがカシワバアジサイの先端だそうです。こうやって見るとクリスマスのデコレーションの様です。キレイにまとめました。
- 白いフサが光に透けています。白の色がキレイに出ています。タマボケもキレイに出ています。背景を暗いところにしたことが良かったです。
- ハナショウブの花弁のキレイな色変りをアップでシンメトリックに撮っています。特に花弁の付け根の黄色の筋が特にきれいです。作者もここに注目した様です。
- 花弁の細い白のガクアジサイを流れを作りうまくまとめています。また、背景を暗いところに持って行ったのが花の白を引き立てています。
- 咲き始めのいちばんキレイな時期のクリンソウです。生娘といったところでしょうか。キズもなく実にキレイな花でした。背景にも配慮して花と草がキレイにボケるように慎重に高さを調整しました。

