2014_11月定例会
撮るものが少なくなってきたため撮り溜めた在庫から持って来た方が多かったです。
しかし、吟味して選んで来ただけあっておっと思うものがありました。
これからもっと花が少なくなります。切花を撮るのもひとつの方法です。
12月の例会から6月の写真展に向けて写真の選考を行います。写真展用と言われた作品をご持参下さい。
<<今月の一品>>
- アガパンサスのキレイな特徴を上手く捉えています。花の付け根の部分の明るいグリーンを入れて変化をつけています。
- 山の紅葉を遠近感をつけてダイナミックに表現しています。右下の紅葉した紅が画面にアクセントをつけて画面を引き締めています。絞りを思いっきり絞って遠くの風景もきっちり写っています。
- 可愛い十月桜(冬桜)です。背景をキレイにボカして右下のピンクのボケがこの画面を優しくしています。冬のサクラなのに何か暖かさを感じる作品になっています。
- 形の良いムラサキツユクサです。この花の特徴を上手く捉えています。右にピンと張った葉がこの画面を引き締めています。シベにしっかりとピントが合っていて気持ちのよい作品です。
- コスモス(イエローガーデン)です。薄黄色の花弁が光に透けています。コスモスの後ろ姿は中々キレイで写真になります。ツボミがいいアクセントになっています。
- 午後の光でコスモスたちが輝いています。光の中ではしゃいでいる声がザワザワと聞こえてくるようです。この画面の中にドラマがあるようでよく見つけました。
- 花芯のシベがとてもキレイです。ピンクと黄のコントラストがキレイです。絞りを思いっきり絞ってシャープに表現しています。これが成功のポイントです。
- 日陰のイエローガーデンです。背景のボケは日向の花でしょうか、日向と日陰を上手く組み合わせて下にグラデーションを作っています。黄色一色より雰囲気が出ています。
- ダリアの花芯をアップで切り取っていますが真四角で切り取るのは最後の手段です。まずはオリジナルを見せて欲しかったです。トリミングをしてしまうと指導の仕方が分からなくなってしまいます。
- 若い株のツワブキです。枝の張り方が形が良く変化のあるツワブキを撮りました。また背景に同じ花のボケが入る様にカメラ位置を微妙に調整して花の後ろに配置しました。

